まずはAndroid開発環境を整えよう

Ubuntu環境上で開発環境を準備します。
Eclipse + Java Development Kit(JDK)  + Android SDK + Android Development Tools(ADT)

- JDK6をインストールする
Ubuntuソフトウェアセンターを開いてsun-javaで検索して
「Sun Java(TM) Development kit (JDK) 6」をインストールします。
または端末でレポジトリを追加しインストールします。

$ sudo add-apt-repository ppa:sun-java-community-team/sun-java6
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install sun-java6-jdk

- Android SDKをダウンロードする
Android SDK: http://developer.android.com/sdk/index.html
自分の場合はホームのディレクトリ下にダウンロードします。(/home/name/)

$ mkdir AndroidSDK
$ cd AndroidSDK
$ wget http://dl.google.com/android/android-sdk_r15-linux.tgz
$ tar xvf android-sdk_r15-linux.tgz

※この記事を書く時点ではAndroid SDKバーションがr15となってます。
sdkパッケージから展開した「android-sdk-linux」の中身がSDKファイルとなります。

- android、adbのコマンドを追加する
.bashrcの最後の行にexport追加してandroidコマンドを使えるようにします。

$ vi .bashrc
#AndroidSDK
export PATH=$PATH:/home/ib0ner/AndroidSDK/android-sdk-linux/tools
$ source .bashrc

//-- ※ここから追記（18時45分）
zakiさんのコメントをいただきましたので追記します
Ubuntu 64bitの場合は32bit用ライブラリが入っていないためAndroid SDKがうまく動かない可能性があります。
32bit用ライブラリが入っているかパッケージを確認しよう

$ dpkg -l | grep ia32
ii  ia32-libs   20090808ubuntu13         ia32 shared libraries for use on amd64 and ia64 systems

もしはいってなければia32-libsをインストールする

$ sudo apt-get install ia32-libs

//-- 追記ここまで

初期のSDKだけではAPI、開発Toolsやプラットフォームtoolsがまだダウンロードされていません！
androidコマンドでAndroid SDK Managerを開いてダウンロードします。

ダウンロードしたら android-sdk-linuxの中にplatform-toolsやsamplesが追加されて、adbのコマンドを追加します。

$ vi .bashrc
export PATH=$PATH:/home/ib0ner/AndroidSDK/android-sdk-linux/platform-tools
$ source .bashrc

これでadbコマンドが使えるようになり、開発のデバッグや実機テストなどのときに使います。

- 次にEclipseにADTをインストールします。
ADT Plugin for Eclipse: http://developer.android.com/sdk/eclipse-adt.html
Eclipseの Help > Install New Software を開いて
https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/ 追加してインストールします。

一回Eclipseを再起動して Window > Preferencesを開いたら Android の項目が追加されてSDK Location:に最初にダウンロードしたSDKのパスを渡します。
/home/user/AndroidSDK/android-sdk-linux/
そうするとWindowメニューに「Android SDK Manager」と「AVD Manager」が追加されます。


これで新しいプロジェクトでAndroid Projectを作成し開発することができますー
なんか忘れてないかな？！